チェルシーはビッグ6として長年プレミアリーグを牽引してきました。しかし近年はビッグクラブとして思うような結果が残せていないと感じている人も多いのではないでしょうか。期待が多い分、フラストレーションも大きいですよね。
この記事では、2024/2025シーズンのチェルシーの展望と注目選手について詳しく解説します。パーマー、カイセド、ククレジャ、リース・ジェームズ、エンクンクといった注目選手を中心に、戦術面ではマレスカ監督が採用している守備時の4-2-3-1から攻撃時の偽サイドバックを駆使した3-2-5の変則フォーメーションについても触れます。
私はチェルシーの試合を全試合観戦しており、その視点からチームの現状や戦術について深く分析しています。毎試合見ているからこそ、選手の特徴や監督の戦術を理解しており、どこに注目すればいいのかを皆さんにお伝え出来ます。
この記事を読むことで、今後のチェルシーの試合に対する理解が深まり、どの選手に注目すべきかがわかります。また、戦術やプレースタイルに関する知識が増えることで、試合観戦がより一層楽しめるようになるはずです。
チェルシーにはまだまだ伸びしろがあり、2024/2025シーズンは大きな転換期になると私は確信しています。この記事を通じて、チェルシーの今後に備え、試合をより楽しみ、深い理解を得ることができるでしょう。
チェルシーの現状と今後の展望
チェルシーは現在、25試合を終えて12勝7分6敗で6位と、近年の低迷を考えると悪くはない成績を残しています。しかしチェルシーを応援しているファンからするとまだまだ上を目指してほしい順位と言えるでしょう。
最近のシーズンの混乱から立て直しを図る中、2024/2025シーズンはマレスカ監督の就任により、選手整理が進んでおり、特に新加入選手の影響は大きいです。サンチョやフェリックス、ネトなどの名前が注目される中、フェリックスは思うような結果が出せず、冬にミランへ移籍する事態となりました。
今シーズンは、より安定した成績を残すための戦いとなり、まだまだ上昇の余地があると言えるでしょう。
注目選手6選:未来を担うスターたち
パーマー:攻撃の中心
パーマーは今シーズン、チェルシーで最も活躍している選手と言えるでしょう。昨シーズンに引き続き、攻撃の中心としてチームを牽引しています。最近は相手に警戒され、やや目立たない場面が増えてきましたが、それでも一発で試合を決める瞬間もあります。パーマーの能力が最大限に発揮されるシーンが、今後のシーズンでますます増えていくことを期待しています。
カイセド:中盤の要
カイセドは、チェルシーの中盤の要として欠かせない存在です。この選手がいなければ、チェルシーの守備が崩れる危険性すらあるほど、重要な役割を担っています。中盤での守備的な貢献が強みで、相手の攻撃を遮る姿勢は非常に頼りにされています。またビルドアップ時にはボールをもらいに降りてきて、素晴らしいパスで打開する場面も多々あります。
ククレジャ:攻守における多彩な才能
ククレジャは左サイドバックとして出場し、時には攻撃時に前線まで上がることもあります。最近ではゴールを決めるシーンもあり、守備面でもタイトなディフェンスが魅力です。運動量も豊富で、左サイドでの攻守両面で活躍しています。
ギュスト:偽サイドバックの起用法
ギュストは右サイドバックとしてプレーし、攻撃時には偽サイドバックとして中盤に加わることが多いです。守備面でも1対1の対応が得意で、安定感のある守備を見せています。個人的には、ギュストには右サイドの外を駆け上がってほしいと思っており、パーマーとの連携で攻撃にさらなる違いを生み出せる可能性があります。
リース・ジェームズ:試合に出ればスーパー
リース・ジェームズはチェルシーのキャプテンなのですが流石にケガが多すぎで試合に出ることが少ないです。しかし出場した際のプレーはまさにスーパー。守備力はもちろん、攻撃面でも右サイドを駆け上がり、クロスを供給するなど、攻守において非常に高いレベルを誇っています。彼が万全の状態で全試合に出ていればチェルシーの順位は大きく上がると言っても過言ではないです。
エンクンク:注目の攻撃的選手
エンクンクは個人的に非常に注目している選手です。元々ストライカーとして試合に出ていたジャクソンが怪我をし、その代わりにエンクンクがワントップとして出場しています。本来はトップ下でプレーすることが多く、パーマーとポジションが被っていて出場機会が限られていました。冬に移籍する可能性もあったけど残ってくれたのでめちゃめちゃ応援しています。今後、エンクンクの覚醒がチェルシーの順位向上に大きな影響を与えると信じています。
戦術分析:マレスカが採用する変則フォーメーション
マレスカ監督が導入した戦術は、4231から攻撃時に325の形に変化するものです。
守備時はエンソ・フェルナンデスとカイセドが2ボランチとして構える形が基本で、攻撃時にはエンソが前線に上がり、カイセドとサイドバックが中盤に加わる形が見られます。
この戦術の最大の特徴は、サイドバックが攻撃時に中盤に入り込むことで、チーム全体が攻撃的に機能しやすくなる点です。
ただし、試合中の修正が遅く、戦術に固執しすぎる部分が課題として挙げられます。
特に、エンソを前線に上げることよりも、彼をボランチとして使う方がチェルシーの強みを活かせると私は考えています。
また、サイドバックの運用についても、エンソを前線に上げるのではなく、ギュストを右サイドの大外で活用する方が良いとも思っています。
2024/2025シーズンの見どころ
2025年シーズンの注目試合は、やはりビッグ6との対戦です。特に以下の試合は、チェルシーの順位に大きな影響を与える可能性があるため、注目すべきです。
• 3月16日:アーセナル戦
• 4月3日:トッテナム戦
• 5月3日:リヴァプール戦
• 5月18日:マンチェスター・ユナイテッド戦
また、カンファレンスリーグも大きな目標の一つです。カンファレンスリーグは正直、優勝しか許されないほどチェルシーの戦力は抜けています。このリーグで一番強いチームはチェルシーのAチームで二番目がチェルシーのBチームともいわれるほどに。
どんなタイトルでも獲得できればうれしいし、若手が多いチェルシーにとっては大きな自信にもつながるはずなのでぜひ優勝してほしいですね。
チェルシーの試合観戦を楽しむためのポイント
試合観戦を楽しむためには、まずパーマーの動きに注目しましょう。彼がどのように試合の流れを変え、ゴールチャンスを作るのかをチェックすることが面白いです。ボールをずっと追うのも楽しいですが、パーマーの動きをずっと見ているのも面白いはずですよ。
また、ジャクソンの怪我後のストライカー問題は今後も注目すべき点です。エンクンクがワントップとしてどういったプレーを見せるのか、あるいはパーマーを0トップとして使う選択肢も興味深いです。
戦術面では、可能性は低そうですがエンソをボランチに残すことで中盤を支配し、ギュストを右サイドに配置するような変化もあったらとても面白くなりそうです。
まとめ:チェルシーの未来に期待を込めて
チェルシーは2024/2025シーズンでは、まだ試行錯誤の段階ですが、確実に成長を感じさせるチームです。注目選手たちが活躍し、監督の戦術が成熟していくことで、順位を上げていくことができるはずです。
特にビッグ6との対戦やカンファレンスリーグでの戦いが、今後の成績に大きく影響するでしょう。引き続き注目し、試合観戦を楽しんでいきましょう。

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